国内外の短編アニメーションをさまざまな角度から紹介するシリーズ「短編アニメーションの〈いま〉を知る」。その第六弾として「いま観られるべき、インターネットで観られる短編アニメーション」をオンライン開催します。
現在、ミュージックビデオ等、アニメーションによる広告映像は、日々、その存在感を増しています。それらは、バイラルによる宣伝効果はもちろん、その芸術性の高さから国内外で評価されるケースもめずらしくありません。また、世界的なアニメーション映画祭にて上映された短編アニメーションが、インターネット上で無料公開されているケースも少なくありません。
以上のように、現在、すぐれた短編アニメーションを、インターネット上で、無料で観ることができる状況があります。しかしながら、現状、専門的な視点から、それらを紹介するための場は圧倒的に不足していると言えるでしょう。
そこで本イベントでは、アニメーションシーンの第一線で活躍する4名のアーティストをゲストにお呼びし、インターネット上で公開されている短編アニメーションの中から、それぞれが近年で印象に残っている作品を推薦していただきます。
※本イベントは終了後一週間、アーカイブ配信をおこないます。ただし、アーカイブ配信期間中のチケット販売はございません。ご注意ください。アーカイブでのご視聴をお考えのお客様は、イベント終了までにチケットのご購入をお願いいたします。
※イベント内での作品の上映はございません。チケットご購入者様へ、イベント当日までに、紹介作品のURLをお知らせいたします。
【イベント概要】
▶︎日時:2022年1月30日(日)15:00開始18:00終了予定
▶︎出演:山田遼志
大橋史
矢野ほなみ
沓名健一
田中大裕
▶︎料金:1,650円(税込)
▶︎配信:Peatix Live
▶︎主催:tampen.jp
▶︎協力:ディジティ・ミニミ
▶︎ご予約:https://tampen015.peatix.com
【出演者プロフィール】
山田遼志(やまだ・りょうじ)
2013年多摩美術大学大学院修了。2018年に文化庁海外派遣研修員として、ドイツのフィルムアカデミーに留学。ドイツを代表するアニメーション作家のアンドレアス・ヒュカーデに師事する。現在は自身も創立メンバーであるmimoid.incを拠点に、コミッションワークを中心に活躍。近年の代表作に、millennium parade〈Trepanation〉MV、理芽〈十九月〉MV、等々。
大橋史(おおはし・たかし)
2012年多摩美術大学大学院美術研究科情報デザイン領域修了。dep Management所属。CGの限界性=境界線をテーマに、独自のオーディオビジュアル/モーショングラフィックス表現を探求。近年はディレクションワークを中心に、数々のミュージックビデオ、コンサート演出、広告映像、等々を手がける。近年の代表作に、DAOKO〈ぼく〉MV、Sony Park〈ONE DAY,2050/Sci-Fi Prototyping-Sony Design.〉展示作品《君か君か》、等々。
矢野ほなみ(やの・ほなみ)
1991年、瀬戸内海島生まれ。ロードアイランドスクールオブデザイン交換留学、京都精華大学卒業。2017年東京藝術大学大学院映像研究科修了。修了作品『染色体の恋人』を制作。北米最古のクィア映画祭であるフレームラインノミネートなど他多数。同大学院にて教育研究助手を3年間務め、現在名古屋大学未来社会創造機構特任助教(非常勤)。『骨嚙み』が第45回オタワ国際アニメーション映画祭で短編部門グランプリを受賞。
沓名健一(くつな・けんいち」
ディレクター/アニメーター。マーザ・アニメーションプラネット所属。名古屋学芸大学非常勤講師。ディレクター/アニメーターとして活動するのみならず、アニメーションの制作工程に関する情報発信も積極的におこない、トークイベントや講演への出演多数。近年の代表作に、『ぶらどらぶ』OPアニメーション、等々。
田中大裕(たなか・だいすけ)
tampen.jp編集長。国内外のインディペンデントアニメーションに関係するトークイベントや上映の企画/運営。トークイベントや講演への出演。2022年には、中国のアニメーション作家シー・チェンによる長編アニメーション『鶏の墳丘(原題:Chicken Of The Mound)』を自主配給。
その他、お問い合わせは下記までお願いいたします。
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