海外の優れた若手作家を招へいし、メディア芸術における国際交流を推進している文化庁主催のプロジェクト「アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京」。
その一環として、昨年に引き続いて今年も「世界のインディペンデント・アニメーション 2014 in 関西」が開催に。
3名の外国人クリエイターの作品上映と企画のプレゼンテーションが、神戸と京都で行われます。
今回は、スイス、イスラエル、ポーランドの3カ国から、映画祭等で高い評価を得ているアニメーション作家を招へい。
なんと、みなさん80年代生まれということで、これからますます活躍が期待される作家さんばかり!
上映されるのは、以下の3作品です。
ミヒャエル・フライ『PLUG & PLAY』(6分)
フライさんは、スイスを代表するアニメーション教育機関・ルツェルン応用科学大学アニメーション専攻出身。本作はCinanima映画祭のグランプリや、韓国のプチョン国際学生映画祭 審査員特別賞などを受賞した作品。
オフラ・コブリネル『In a Clear Mind』(4分)
こちらは、2012年の広島国際アニメーションフェスティバルの国際コンペティションにも入賞した作品。コブリネルさんは、イスラエル国内でも有数のアニメーション機関、エルサレムのベツァルエル美術デザイン学院出身で、イラストレーターとしても活躍されているとのこと。
トマーシュ・ポパクル『Ziegenort』(19分)
ポパクルさんは、アンジェイ・ワイダ氏、ロマン・ポランスキー氏などを輩出したポーランドのウッチ映画大学でアニメーションを学んだ方。この作品は、CGとドローイングを組み合わせたもので、各国映画祭で多数の受賞歴があります。
画像だけ見ても、それぞれの個性の強さがうかがえます。
新作のプレゼンテーションを聴くことができるというのも、また貴重な体験になりそう。
さらに、上映と講演のあとには交流会も予定されているので、海外の作家さんから直接制作の裏側や各国のアニメーション事情などを聞くチャンス!
関西の方は、是非参加してみてください!
ちなみに、3月には東京で「成果発表会」イベントが予定されています。
世界のインディペンデント・アニメーション2014 in 関西
<神戸>
2月21日(金) 18:30〜21:00 (18:15開場)
会場:神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号)
TEL:078-512-5500
<京都>
2月22日(土) 16:00〜18:30(15:45開場)
会場:京都芸術センター(京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2)
TEL: 075-213-1000
※事前予約制 入場無料
予約は、2月20日(木)までに、参加希望者の名前(人数分)、参加会場(神戸or京都)、代表者の電話番号を rsv@japic.jp へメール。
予約なしの当日入場も可能だが、事前予約推奨。
http://japic.jp/?p=1283