本日4月14日(月)から、稲葉卓也監督初の個展「ボクの錬金時間(ゴールデンタイム)」が始まりました。

『ゴールデンタイム』は、昨年ROBOT(ロボット)により制作された稲葉卓也監督の新作短編アニメーション。
今年1月には「手仕事のアニメーション」と題し、白組製作の『タップ君』、ROBOT製作でアカデミー賞も受賞した『つみきのいえ』と共に、東京都写真美術館ホールにて上映も行われました。
また、第17回文化庁メディア芸術祭ではアニメーション部門の優秀賞を受賞。受賞作品展で本作品をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

そして今回は、4月11日(金)に発売された絵本『ゴールデンタイム さよならテレビくん』の原画を中心とした展示です。

個展「ボクの錬金時間(ゴールデンタイム)」開催場所は、青山ピンポイントギャラリー
入り口は、白い階段を下りた、地下1階です。

短編アニメーション『ゴールデンタイム』とは全く別に、絵本のためにリメイクされ、一から描き下ろされたという鮮やかで濃厚な原画たち。長谷川義文さんによる絵本の文章が添えられ、展示されています。

原画の見所は、やはり絵本の印刷では再現しきれない色の彩度や濃淡、そして、パステルで描かれたということでタッチやマチエルによる艶やかさを原寸で目撃できることでしょう。原画ではキャラクターたちがより生き生きとしており、メリハリのある空気感をリアルに感じることができます。ねこのぬいぐるみの可愛らしさに心躍ります。

絵本は、ギャラリー内での購入も可能。稲葉監督がいらっしゃる時に訪れた方はチャンス!サインをいただいてしまいましょう。

絵本の他に、ポストカードなどの販売もあります。展示されている原画やその他の作品も購入可能ですので、お気に入りを見つけられた方は、ぜひ。

こちらが稲葉卓也監督です。ほぼ毎日在廊予定だそうですので、直接お話をお伺いできる機会をお見逃しなく!

ストーリー、デザイン、キャラクターのしぐさや表情、その全てにやさしさが詰まった作品の原画のタッチは、やはりとてもやさしいものでした。原画を見ると、『ゴールデンタイム』に登場する無垢で可愛らしいキャラクターたちに、より愛情がわいてきます。絵本は書店でも購入できますが、原画を見ることができる機会はなかなかないので、是非この機会に、彼らに会いに行ってみてくださいね。


稲葉卓也初個展:ボクの錬金時間(ゴールデンタイム)
http://www.pinpointgallery.com/cn8/cn252/pg3908.html

日程: 4月14日(月)~19日(土)
場所: 青山ピンポイントギャラリー
時間: 11時~19時(最終日は17時まで)


短編アニメーション映画『ゴールデンタイム』
http://www.robot.co.jp/special/goldentime/

ROBOT
http://www.robot.co.jp/

稲葉卓也
http://www.robot.co.jp/staff/inaba/