TOP画像:イ・ファニ監督『普通の父親(보통아버지/An Ordinary Father)』
今年で開催 7 回目を迎える、「花開くコリア・アニメーション 2014」。
既に3月に大阪で上映がありましたが、今週末は東京での上映です。
今回も、韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」の最新ノミネート作品から短編 23 本が抜粋され、「喪失の時間」「成長痛」「あなたの破片」の3つのテーマに分けられた、3プログラム構成で上映されます。
日本国内で制作された、キム・ハケンさんの東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了作品『MAZE KING』、キム・イェオンさんの東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻一年次作品『私の額縁』などの上映もあります。
キム・ハケン監督『MAZE KING』
長編作品は、ワルシャワ国際映画祭やサンパウロ国際映画祭で上映されて好評を得た『パタパタ』を日本で初めて上映。
また、今回上映作『2 人の紳士』や長編『ロマンはない』など旺盛に制作を続けるパク・ジェオク監督のゲストトークも開催します。
パク・ジェオク監督『2人の紳士(두 신사/Two Gentlemen)』
パク・ジェオクさん(2Dアニメーションスタジオ"アニホール"代表)は、ソウル大学デザイン学部を卒業後、韓国映画アカデミーにてアニメーション演出を専攻。短編アニメーション『STOP』で、カンヌ国際映画祭をはじめ国内外の映画祭でさまざまな賞を受賞し、スギョン、ホン・ウンジ監督と共に監督した長編アニメーション『ロマンはない』で再び注目を浴び、現在は、劇場用アニメーション「リトルズ」を企画中だそうです。どんなお話を聞くことができるのか、楽しみですね。
韓国はお隣の国ですが、どのようなアニメーションが制作されているのか、なかなか知る機会がありませんよね。日本の短編アニメーション制作環境や業界事情とは異なる点も多いことでしょう。今回は韓国の旬な短編アニメーションを一度に観ることができ、更に、現地で実際に制作をされている監督のお話を直接聞くことができる機会でもあります。今年は韓国インディペンデント・アニメーション協会会長・事務局長なども来日されるそうで、参考になるお話もたくさん聞くことができると思いますので、是非足を運んでみてくださいね。
「花開くコリア・アニメーション 2014」東京上映
http://anikr.com/2014/top.html
日程: 4 月19 日(土)~4 月20 日(日)2 日間
会場: アップリンク・ファクトリー(東京都渋谷区)
料金: 1プログラム(トーク付きの回も含む)1,200円
学生1,000円 3回券3,300円 パスポート4,000円
トーク付きの回のみ UPLINK ホームページにて予約可能 http://www.uplink.co.jp
ゲストトーク: パク・ジェオク監督「現実と非現実のはざ間から生まれるユーモア」
ゲスト: パク・ジェオク監督 司会:伊藤裕美氏(オフィス H 代表)
日時: 4 月 19 日(土)18 時 30 分 短編 B プログラム上映後
*日本語通訳あり
主催: 韓国インディペント・アニメーション協会(KIAFA)、UPLINK
後援: 大韓民国文化体育観光部、駐日韓国大使館 韓国文化院、日本アニメーション学会、日本アニメーション協会
協力: ANIMATION TAPES、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)
公式サイト: http://anikr.com/
Twitter: @hanakoriJP
facebook ファンページ: http://www.facebook.com/koreanimation
お問い合わせ先: アップリンク・ファクトリー 03-6825-5502