以前ご紹介させていただいた「シュヴァンクマイエル映画祭2015」での上映作品が、9月17日(土)よりユジク阿佐ヶ谷(杉並区)にて上映されることになりました!

人気を博して今年5月には追加上映されたほどの「シュヴァンクマイエル映画祭2015」。今回はガーリー映画の決定版として根強い人気を誇っているチェコの傑作『ひなぎく』の、製作50周年を記念した上映会に併映が決まりました。『ひなぎく』はもちろんですが、シュヴァンクマイエル監督の短篇・長篇作品も目白押しです!

今回の上映は短篇・長篇それぞれ3プログラムに分けられ、全部で10作品を観ることができます。(長篇プログラムでは、新作『蟲』の予告編上映もあります)
各プログラムのラインナップは以下の通り。

<A~Cプログラム:シュヴァンクマイエル短篇+『ひなぎく』上映>

Aプログラム(短篇)
『部屋』(1968/13分)突然、部屋に転がり込む男。部屋の悪意に翻弄され、男は出口をもとめるが…。
『地下室の怪』(1982/15分)地下室にじゃがいもを取りに行く少女。じゃがいもは反乱し、黒猫は少女の邪魔をする。
『ひなぎく』
の3作品を上映。


部屋』©Kratky Film Praha a.s /配給:チェスキー・ケー


地下室の怪』©SLOVENSKY FILMOVY USTAV /配給:チェスキー・ケー

Bプログラム(短篇)では、
『陥し穴と振り子』(1983/15分)異端審問で死を宣告された男。ギロチンの刃や火を噴く機械が男に迫る。
『男のゲーム』(1988/15分)サッカーの熱狂を切り絵とクレイを組み合わせたブラックユーモアで描く。
『ひなぎく』
の3作品。


陥し穴と振り子』©Kratky Film Praha a.s /配給:チェスキー・ケー

男のゲーム』©Kratky Film Praha a.s /配給:チェスキー・ケー

Cプログラム(短篇)では、
『闇・光・闇』(1989/7分)灯りがともされ、手・目・耳など身体の感覚器・パーツが部屋の中に現れる。
『対話の可能性』(1982/12分)クレイアニメの金字塔。食べもの、食器、文具の三つ巴など3部構成。
『ひなぎく』
の3作品。


『闇・光・闇』©Kratky Film Praha a.s /配給:チェスキー・ケー


『対話の可能性』©Kratky Film Praha a.s /配給:チェスキー・ケー


<D~Fプログラム:シュヴァンクマイエル長篇上映>

Dプログラム(長篇)
『アリス』(1988/84分)


Eプログラム(長篇)
『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』(2010/108分)


Fプログラム(長篇)
『オテサーネク』(2000/132分)


また、9/17(土)初回『ひなぎく』上映後には、チェコ蔵(CHEKOGURA)代表ペトル・ホリーさん(CHEKOGURA)のトーク有り!
『ひなぎく』サイトでホリーさんへの質問募集中!)


お誘い合わせの上、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
詳細は公式サイトをご確認ください。


『ひなぎく』、ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品上映
https://yujiku.wordpress.com/4959-2/

日時: 9月17日(土)~9月30日(金)
会場: ユジク阿佐ヶ谷
杉並区阿佐ヶ谷北2-12-19-B1F
料金: 前売 1回券1000円 3回券:3000円(1名様・A~Fプロから選択)
*7/2(土)から前売開始!
当日 一般1300円 大学生・高校生・シニア1100円

*ユジク阿佐ヶ谷、ラピュタ阿佐ヶ谷、シアター・イメージフォーラムで前売券をご購入のお客様に『ひなぎく』35mmフィルムの一片をプレゼント!! 数量限定
*カフェPUBLICにてタイアップメニュー"ひなぎくデザートセット”を9月より販売!
 ご注文頂いた方に『ひなぎく』の映画が200円OFFになる特別鑑賞割引券をプレゼント!