「市民の短編映画祭」ひめじ国際短編映画祭が今週末、兵庫県姫路市で開催されます。

今回の開催にあたり、代表の尾上浩子さんは公式サイト上で第6回目を迎える2014年度は、『普段大画面で鑑賞する機会の少ない短編映画を無料上映で気軽に鑑賞しつつ監督の生の声を聞くことで作品への理解を深める。若手監督を自分の目で発掘し、応援する。という映画祭の本来の姿に戻し、姫路での映画文化の活性化と、映画を通して人と異文化が交流できる、刺激的な文化イベントを目指していきたいと語っています。

短編アニメーションも多く上映される予定で、公募コンペティション入選11作品のうち、約半数の5作品がアニメーション作品となっています

そして今年は、特別プログラムROBOTのアニメーション&『つみきのいえ』加藤久仁生監督トーク」もあり、加藤久仁生さんのアカデミー賞受賞作品『つみきのいえ』だけでなく、加藤さん同様映像制作会社ROBOTのアニメーション部門所属作家である稲葉卓也さん、坂井治さんの作品も、加藤さんのトークに交えて上映されるそうです。また、今回の公募コンペティションに『デジタル』が入選している坂井治さんもゲストとして特別参加予定だとか。これはROBOT色濃厚なお話を聞くことが出来そうですね。


坂井治 『デジタル』

更に世界のアートアニメーション」プログラムでは、世界から厳選された子どもに観せたい良質で最新の短編アニメーションが土日の両日上映されます。

Eric Montchaud 『La petite casserole d’Anatole(アナトルの小さなお鍋)

無料でこんなにもたくさんの素晴らしい作品が観られるなんて、滅多にない貴重な機会です。もちろん実写映画の上映もありますから、一度に様々なジャンルの映画を観ることができるのもお得。短編ばかりですから、お子様連れの方も気軽に観賞できそうですね。「世界のアートアニメーション」プログラムなどでは、小さなお子様連れの方のために親子ルームでの観賞も可能だそうです。さすが「市民の短編映画祭」!

関西のみなさん、今週末は短編映画にどっぷり浸かってみてはいかがですか?


第6回ひめじ国際短編映画祭
http://harima-film.com/

開催日: 2014年6月13日(金)・14日(土)・15日(日)
会場: イーグレひめじ あいめっせホール