日本アニメーション学会第16回大会が東京工芸大学中野キャンパスで2日間に渡り開催されます。
今回のテーマは「技術の進歩と作品製作の現在」。ここ15年ほどで、アナログのフィルム撮影からデジタルへと大きく入れ替わった制作から上映までのプロセス、その中で起きた変化の影で置き去りにされている問題点や、その解決への可能性などにスポットを当てた研究発表やシンポジウムが行われます。
基調シンポジウムには東映アニメーションやプロダクション・アイジー、その他日本のアニメーション業界を支える重要な企業から代表者が参加し、デジタル環境における作品制作のワークフローについて語ります。
会場となる東京工芸大学中野キャンパスは今年3月、6年間に渡ったリニューアル計画を完了し、建物も設備も一新。リニューアルの目玉であるシアターは、疾走する馬の連続撮影をした事で知られるエドワード・マイブリッジにちなみ「マイブリッジシアター」と名付けられた、4K映像、11.1chサウンド対応の本格的シアターです。今回の大会でもこのシアターで特別上映が行われるそうですが、注目なのが座席のナンバープレート。実は、本校アニメーション学科客員教授である古川タクさんがアニメーションに関するキャラクター化されたアルファベットと数字を組み合わせて描かれたオリジナルプレートなのだそうです。ステキですね!
最新の設備環境で聞く、最新の研究発表。日本のアニメーション業界事情を知るためにも、足を運んでみてはいかがでしょうか。
日本アニメーション学会第16回大会
http://www.t-kougei.ac.jp/arts/animation/topics/news/4426.html
日程: 2014年6月21日(土)、22日(日)
会場: 東京工芸大学 中野キャンパス
〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5
地下鉄/丸ノ内線・大江戸線-中野坂上駅下車 徒歩約7分
1番出口より山手通りを初台・大橋方向に進み、成願寺を右折
大会テーマ: 技術の進歩と作品製作の現在
大会参加費:
正会員5,000円・賛助会員2名まで無料(3名以上からは正会員に準ずる)
一般7,000円・学生500円