千代田区のアートのオアシス、3331 Arts Chiyodaで開催中の新進作家展、「3331 ALLART!」
出展者である「千代田芸術祭2013」の受賞者11名の中に、川口恵里さんの名前発見!

川口さんは、短編作品『花と嫁』『底なしウィンナー』など、他を寄せ付けない圧倒的な空気感を表現している新進気鋭のアニメーション作家さん。もうね、モニタに顔突っ込んで深呼吸したくなるんです。あまりにも空気が美味しそうで。

しかも、タイトルやクレジットが美しいんだなぁ。ここ、疎かにしちゃってるアニメーション作品って結構多いのですが、川口さんの作品はフォントやレイアウトもきちんと計算されて、全ての画面が丁寧にデザインされてる。無印良品の店内ポスターなど、イラストレーターとしてもご活躍されているということで、超納得。

今回は、何を展示しているんだろう?あぁ、川口さんの、美味しい空気が吸いたい!
早速、川口恵里さんご本人に聞いてみました!

川口さーん!今回の展示内容について、教えてください!

川口さん: こんな感じです!

川口恵里さんの展示内容

(※画像クリックで拡大)

????(3度じっくり読んだ後で)えーっと・・・ちょっとよく解らないんですけど、展示用の新作ですか?穴から覗いて観るんですか・・・?な、なぜ?覗くと一体何が起こるんです?(大混乱)

川口さん: 展示用に作ったオリジナル作品になります。
穴から覗くというよりは、顔をはめて見て頂くようになります。
単純に、よく観光地にある顔はめパネルの絵が動く版です。
きっかけは、重力とか時間や環境以外に縛られていたものってなんだろうと思って顔が軸になる公園を作り始めました。

????・・・・・・なるほど~。(聞けば聞くほど混乱)
どんなモノが見えて、どんな体験ができるのか、全く想像がつきません・・・。
でも、ますます興味がわきました!
内容は覗いてみてのお楽しみってことですかね?!

川口さん: 覗いてみてのお楽しみって良いですね!
でもどちらかと言えば覗かなくても、あーはいはい。って分かるものなので・・・
せめて顔をはめてアニメーションを体験して頂けたら嬉しいです。

顔をはめて体験するアニメーションなんて、聞いたことありません・・・!
これはゼヒ体験しに行かなくては!
今回の展示は、他にも様々なアーティストの方が参加されているんですよね。

川口さん: アニメーション作品出品者はわたしだけですが、
一生の決断を記録している作家さんや
毎日在廊し自身の脳腫瘍を描き続ける作家さん
何かをし続けずにはいられない方たちの人形劇、映像、絵画、インスタレーション、コラージュ、など盛りだくさんな展示内容です。
ぜひ、お越し下さい。

うわぁ・・・濃い内容で、どれも面白そう・・・!普段興味のあるジャンル以外のアートにも一度に触れられるって、なんだかお得ですね!
ありがとうございます、川口さん!もう、絶対行きます!顔をはめに!!


会場:3331 Arts Chiyoda / 1F メインギャラリー
http://www.3331.jp/schedule/002268.html

日程:2014年01月25日(土)~2014年02月03日(月)

時間:12:00 - 19:00(最終入場は18:30まで)

料金:無料

出展者:

【展示部門】奥村直樹 、小野川直樹、加瀬才子、桃源 Togen、
        原口比奈子 、前池有香 、森岡真実 、森脇ひとみ、渡瀬愼也

【映像部門】川口恵里、古跡哲平