あのROBOTが、全国に600以上の劇場を持つイオンエンターテイメントと手を組み立ち上げた”若手アニメーション作家支援プロジェクト「HAG」”。
受賞すると制作費300万円贈呈、そして全国のイオンシネマで上映されるというこのグランプリが現在、ストーリーボードを募集している。
あのROBOTって、どのROBOT？という方も多いだろう。どの映画がどこの会社で作られているかなんて、業界人、もしくはよっぽどのファンしか知らないのが普通だ。
ROBOTと言えばハイクオリティなVFXを見せつけた『ALWAYS 三丁目の夕日』などの制作でも有名だが、やはりtampen.jpとしてはROBOTのアニメーション部門で制作されるオリジナル短編アニメーションに注目したい。
2008年に世界の国際アニメーション映画祭の最高峰であるアヌシー国際映画祭最高賞受賞、2009年にアカデミー短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生監督『つみきのいえ』、そしてこの2月5日（水）から受賞作品展が開始される第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門「優秀賞」を受賞した稲葉卓也監督『ゴールデンタイム』など、世界からも常に期待が注がれ、国内のアニメーション作家に憧れと希望を抱かせてくれるハイクオリティな作品を排出し続けている制作会社、それがROBOTなのである。ついにやってくれた！という感じである。
今回の募集には「劇場マナーCM」「映画館にまつわるショートストーリー」というテーマがあり、決して自由になんでもかんでも作品を応募できる、というわけではない。しかし、有名国際映画祭で受賞しても、それが仕事に繋がるとは限らない、という短編アニメーション業界の厳しい現状を熟知しているROBOTだからこその、この提案なのだろう。
受賞などすっ飛ばして直接仕事に結びつける。映画祭で受賞するよりも全国のイオンシネマで上映される方が、桁違いの数のお客さんに観てもらうことができる。
短編アニメーション作家が、短編アニメーション作家として生きていくことができるようにと、配慮された仕組みなのである。
ストーリーボードをメールするだけという簡単なエントリー方法で、全国600以上の映画館で自分の作品が上映されるチャンスへの道が開かれる。
応募の締め切りは5月31日。まだまだ時間はある。君もチャレンジしてみては？
若手アニメーション作家支援プロジェクト「HAG」
http://www.aeoncinema.com/handmade/
以下 ROBOT ウェブサイトより転載
http://www.robot.co.jp/
ショートアニメーションは、興行されないだけでなく、WEBのみでの無料閲覧がほとんどです。
そのため、ショートアニメーションでの生計が厳しく、ビジネス化のチャンスが乏しいのが現状です。
そこで全国６００以上のスクリーンを持つイオンエンターテイメントと、映像制作のノウハウを持つROBOTがタッグを組み、
ハンドメイド・アニメーション・グランプリHAGを立ち上げることとなりました。
このグランプリでは、ただ作品に対して賞を与えるだけでなく、クリエーターにチャンスを提供、
つまり仕事をオファーし、作品のビジネス化をバックアップしていきます。
選ばれたクリエーターには、３００万円を制作費として贈呈します。
作品は全国のイオンシネマにて上映いたします。ストーリーボードによる一次審査を通過された方には、
業界関係者、作家、企業関係者なる審査員団の前で、公開プレゼンテーションを行っていただきます。
募集要項：
・イオンシネマで上映される「マナーCM」部門（90秒）
・「映画館にまつわるショートストーリー」部門
いずれかの部門で未発表のオリジナル作品に限り募集いたします。
※両方に応募も可能 ストーリーボードをメールにて事務局まで提出してください。
※ 形式は問いません
handmade@robot.co.jp
応募締切： 2014年5月31日（土）
賞：
（1）イオンエンターテイメント賞（全国のイオンシネマで上映される「マナーCM」90秒）
（2）スポンサー企業賞 または イオングループ賞（映画館にまつわるショートストーリー）
（3）特別賞（全国のイオンシネマで上映する企業CMトレーラー）
コンペティションの流れ：
2014年5月31日（土）応募締切
------------------------------ 1次審査 ------------------------------
8月公開プレゼンテーション
------------------------------ 2次審査 ------------------------------
9月各部門のアニメーション制作開始
11月末作品完成
12月作品発表イベント開催
2015年1月全国のイオンシネマにて上映開始
注意事項：
・本プロジェクトで受賞された作品は、イオンシネマの劇場で、多数のお客様に鑑賞いただきます。
・ご応募頂いた個人情報は、当プロジェクトの運営（審査・発表・審査結果の通知・当グランプリ各賞の発表等）以外には使用いたしません。
・イオンエンターテイメントとROBOTは、審査・発表・審査結果の通知・当グランプリ各賞の発表等を目的として、個人情報を共有いたします。
お問い合わせ：
〒150−0022 東京都渋谷区恵比寿南3−9−7 株式会社ロボット
若手アニメーション作家支援プロジェクト事務局
handmade@robot.co.jp
