TOP画像:「ICAFメインビジュアル」中内友紀恵(東京藝術大学大学院修了)


8月28日(金)から六本木、国立新美術館「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2015」が開催されます。

2002年から13年にわたり開催されている日本で最初の学生アニメーションのフェスティバル、ICAF(アイカフ)。国内外の"アニメーションを専門に学ぶことのできる教育機関"から推薦作品を集め、毎年たくさんの学生作品を上映しています。

【ICAF2015各校作品プロモーション映像

今大会にはICAF歴代優秀作を集めたプログラム「ICAFレトロスペクティブ!」もあり、2002年の第1回から2011年大会までの作品の中で記憶に残る作品を集めたセレクション上映と、2012年から2014年までの実行委員会セレクションが上映されます。

初日28日(金)の「ICAFレトロスペクティブ!」上映後16時からは、現在スタジオコロリドで監督を務め『陽なたのアオシグレ』などを発表している石田祐康さん(ICAFには『フミコの告白』『rain town』で参加)と、tampen.jp編集長 久保亜美香(ICAFには『オンブルチネマ』『おはなしの花』で参加)が、ICAF名誉実行委員長 古川タクさんとICAF参加当時や現在の活動について話すトークセッションも行われます。

また、今回は「ICAF とらのあな」と称した新企画も登場。こちらは30日(日)13時から開催される持ち込み上映・講評会で、高校生以上の学生であれば誰でも参加可能です。作品を講評するのは、黒坂圭太さん(『緑子/ MIDORI-KO』)、森田宏幸さん(『シドニアの騎士』、『猫の恩返し』)、山村浩二さん(『マイブリッジの糸』、『頭山』)。大御所ばかりでちょっとドキドキするかもしれませんが、滅多にない機会ですし、優しく講評してくださるそうなので是非参加してみてくださいね。

今年度は過去最多の国内29校参加、上映作品本数190本、総上映時間13時間という大ボリュームの大会ですので見どころも満載。「13時間も観られない…!」という方には、2時間に凝縮された「各校選抜作品」プログラムがオススメです。会期中毎日ありますので、ICAF公式サイトのタイムテーブルでご確認ください。


インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル 2015
http://icaf.info/

会期:2015 年 8 月 28 日(金)〜31 日(月)
会場:国立新美術館 3F 講堂・研修室
  (東京都港区六本木 7-22-2)
※入場無料

幹事校:女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学、武蔵野美術大学
参加校:アート・アニメーションのちいさな学校、阿佐ヶ谷美術専門学校、大阪芸術大学、大阪電気通信大学、金沢学院大学、金沢美術工芸大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、神戸芸術工科大学、札幌市立大学、専門学校札幌マンガ・アニメ学院、創形美術学校、玉川大学、東北芸術工科大学、トライデントコンピュータ専門学校、長岡造形大学、名古屋学芸大学、日本大学芸術学部、比治山大学短期大学部、広島市立大学、文化学園大学、北海道教育大学岩見沢校、北海道芸術デザイン専門学校

<地方上映>
【金沢】会期:11 月7 日 (土)8 日(日)  場所:金沢シネモンド
【京都】会期:11 月27 日(金)~29 日(日) 場所:現在調整中
【広島】会期:11 月28 日(土)、29 日(日) 場所:横川シネマ