12月4日(金)からシアターカフェ(名古屋市大須)で『Birth-つむぐいのち-』の上映・展示が始まります。

『Birth-つむぐいのち-』は、こぐまあつこさん、荒井知恵(あしたのんき)さん、若見ありささん、3名の女性監督によるオムニバスアニメーション。妊婦の視点で出産について語られるドキュメンタリー作品なのですが、その表現手法も様々で、同じ題材とは思えないほど全く異なる個性を持つ3作品となっています。

会場では『Birth-つむぐいのち-』と併せて各監督がこれまでに制作した作品も上映される他、作品制作過程のイメージやアイデアイラストなどの展示や、作品の販売も行われます。また、12月5日(土)には監督が来場しての講演を開催予定で、『Birth-つむぐいのち-』の制作とメイキングによる解説、砂絵アニメーションの制作について若見ありささんによるレクチャーが行われます。

各上映日14:00からの上映は、赤ちゃん連れの方や聴覚に障害のある方も一緒に楽しめるよう配慮されたプログラムとなっています。"赤ちゃんが驚かないように音響小さめ・日本語字幕入、赤ちゃんが泣いてもお互い様で上映をお楽しみください"とのことですよ!


『Birth-つむぐいのち-』より 第二夜「ありがとう」こぐま あつこ監督


『Birth-つむぐいのち-』より 第一夜「はじめまして」荒井 知恵監督


『Birth-つむぐいのち-』より 第三夜「水の中の妊婦」若見ありさ監督

経験しないと解らないお産。経験していても、本人でなければ完全には理解できない個々のドラマ。経験したことがなくても溢れ伝わる臨場感、掻き立てられる想像力。今ここにある現実こそが最高のストーリーなのだと再認識させられる、素晴らしい作品たちです。女性向けに思われるかもしれませんが、コミカルに描かれている部分も多く、単純にアニメーション作品としてどなたでもお楽しみいただけますよ。妊婦さんの夫やお父さんたちは、ちょっと肩身が狭くなっちゃうシーンもあるかも?!

不安から大喜びまで、あらゆるリアルな感情がぎゅっと詰まり、ジェットコースターのように駆け抜けるアニメーション『Birth-つむぐいのち-』、是非ご覧ください!


『Birth-つむぐいのち-』女性監督によるアニメーション 上映と展示
http://birth-tumugu.net/news/index.html

<上映>
12/4(金)14;00/19:30
12/5(土)14:00
12/6(日)14:00/19:30
12/7(月)、9(水)、10(木)19:30
※14:00の回は赤ちゃん連れOKです!声を出しても大丈夫な回となります。どうぞご了承ください。

料金:要1ドリンク(500円)注文
定員:1回15名
上映作品:62分/12本

<展示>作品ができるまで - 制作の現場と思考・アイデアとイメージ -
12月4日(金)~27日(日) 13:00~21:00(火曜定休)
※最終日のみ~17:00

<講演>砂が動きだす時~アニメーションとドキュメンタリー~
12月5日(土) 18:00~19:00
定員:17名

会場:シアターカフェ http://www.theatercafe.jp/
〒460-0011 名古屋市中区大須二丁目32-24 マエノビル2階

主催:シアターカフェ、日本映像学会ショートフィルム研究会
共催:Child Pokke


『Birth-つむぐいのち-』
http://birth-tumugu.net/

第一夜「はじめまして」
監督・アニメーション:荒井知恵 

第二夜「ありがとう」
監督・アニメーション:こぐまあつこ  

第三夜「水の中の妊婦」
監督・アニメーション:若見ありさ

プロデューサー:大橋弘典
ラインプロデューサー:面髙さやか
制作進行:梶家麻実
MA: Studio Balsa Micos
取材協力:吉村医院 内山睦子
協力:イラン・グェン
企画・総合監督:若見ありさ
制作:Child Pokke
助成:文化庁文化芸術振興費補助金