3月10日(土)東京藝術大学大学院映像研究科・馬車道校舎でアニメーション作家イシュ・パテル氏を招いた公開講座「イシュ・パテル 比類なきアニメーション芸術の世界 1970年代から現在」が開催される。同学教授の山村浩二氏がモデレーターを務める。作品上映とトークを通じてパテル氏の世界に迫る。入場料は無料。ただし入場には、当日配布される整理券が必要になるので注意されたい。
 パテル氏は、短編アニメーションの「聖地」NFB(カナダ国立映画制作庁)にて、1970年代から25年間に渡り数々の傑作短編アニメーションを制作。NFBを代表する作家のひとりとして国際的に好評を博す。氏の出身地インドなどの東洋哲学思想を反映した世界観、従来アニメーションに使われていなかった素材(着彩粘土やビーズ等)を用いた視覚表現は、今回モデレーターを務める山村氏をはじめとした次世代の作家に絶大な影響を与えた。
 もしも、この記事ではじめてパテル氏の存在を知ったというかたがいたら、まずは氏の作品をみてほしい。

『Bead Game』(イシュ・パテル、1977年)

 まさしくアニメーション界の生ける伝説と呼んでも過言ではないパテル氏。氏が創造する世界の深奥に、作品上映と監督自身による作品解説を通じてわけいる本講座は、エキサイティングな冒険となるはずだ。


イベント詳細

「イシュ・パテル 比類なきアニメーション芸術の世界 1970年代から現在」
公式サイトhttp://animation.geidai.ac.jp/open/


【開催日時】
2018年3月10日(土)
15:00 開場
15:30~16:45 第一部「イシュ・パテル監督 作品上映」
17:00~18:30 第二部「講演:イシュ・パテル監督による作品解説」


【会場】
東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎(〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44 みなとみらい線「馬車道駅」5、7番出口すぐ)

入場無料 先着80名(当日13:00から整理券配布)

主催: 東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
連携: フォト・ヨコハマ2018

その他の詳細は公式サイト参照