2017年7月のお知らせ

短編アニメーションにまつわる、2017年7月のお知らせです。

【今月開催されるイベント】

＜折笠良ドローイングス Ryo Orikasa, Drawings＞
『水準原点』で知られる折笠良さんの展覧会が、ヤマムラアニメーション主催、短編アニメーションのストア＆ギャラリー Au Praxinoscopeにて開催中です。アニメーション作品に使用された原画やドローイング23点の展示と販売、創作のきっかけとなった本や創作過程の見取り図などが展示されているほか、ギャラリー内では映像作品4点のループ上映が行われています。詳細は公式サイトをご確認ください。期間は2017年4月22日〜7月29日（金土のみ）
http://www.praxinoscope.jp/gallery.html

＜「映画の教室 2017　素材から観る日本アニメーション」＞
6月28日より、東京国立近代美術館フィルムセンターの所蔵作品の中から映画芸術や映画保存を学ぶ上で重要な作品を上映するプログラム「映画の教室」がリニューアルし、今回はアニメーションの素材や手法に着眼して、各回研究員の解説がつく５回のプログラムとして開催されています。大藤信郎監督『煙り草物語』(1924年)から山村浩二監督『頭山』(2002年)まで、所蔵作品の中から素材や手法を紹介しながら日本のアニメーション作品の上映と解説が行われます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/filmclassof2017-animation/#section1-1

＜「泡とねばり、とうきょう」＞
『澱みの騒ぎ』で第69回毎日映画コンクール大藤信郎賞を受賞した小野ハナさんの、新作アニメーションにまつわるロケハンの様子やイメージボード、思考メモ、作画テストなどが展示される個展が開催されています。詳しくは公式サイトをご確認ください。

会期：2017年6月30日（金）～7月12日（水）
開場：12:00～20:00（最終日～17:00） ※木曜日休廊
会場：新宿眼科画廊　スペース地下
https://www.gankagarou.com/s201706onohana

巡回展「惑星オノハナは死ぬのに良い場所」開始！小野ハナ

新作『あいたたぼっち』いよいよ上映！小野ハナ監督インタビュー＜第8回恵比寿映像祭を予習しよう！＞

【今月開催される主な映画祭】

＜Animator 10th International Animated Film Festival＞
（7日〜13日）
http://www.animator-festival.com/en
ポーランド、ポズナンにて開催。

＜Euganea Film Festival＞
（6月28日〜9日）
https://www.euganeafilmfestival.it/en/festival2017/index.php
イタリア、パドヴァにて開催。

＜Seoul International Cartoon & Animation Festival(SICAF)＞
（26日〜30日）
http://sicaf.org/eng/
韓国、ソウルにて開催。

【今月の映画祭応募情報】

＜Bucheon International Animation Festival＞
開催国：　韓国
開催日：　2017年10月20日～10月24日
エントリー締切：　7月15日（応募無料）
https://www.biaf.or.kr:47436/2017/en/index_new.php

＜Manchester Animation Festival＞
開催国：　イギリス
開催日：　2017年11月14日〜17日
エントリー締切：　7月28日（応募無料）
http://www.manchesteranimationfestival.co.uk

＜International Digital Film Festival Kinofest＞
開催国：　ルーマニア
開催日：　2017年9月30日〜10月2日
エントリー締切：　7月30日（応募無料）
http://www.kinofest.com

【その他】

イメージフォーラム・フィスティバル2016で優秀賞を受賞した野辺ハヤト監督『affordance』が、7月13日から開催されるAsian Film Festival of Dallasと、7月18日から7月30日に開催されるAnima MundiのGALLERYカテゴリーにノミネートされています。