2014年1月27日にOPENした日本の短編アニメーション総合情報サイトtampen.jp、お陰様で1周年を迎えることができました!今回は開設からの1年を振り返ったまとめです。

【1年間で最もよく読まれた記事
完全自主制作!『堀宮OVA』のものすごい挑戦。その1「経緯」

HEROさんによる大人気Webコミック『堀さんと宮村くん』(通称『堀宮』)を完全自主制作でアニメ化し『堀宮OVA』として制作・販売している株式会社ウズ代表山田太ろうさんへの独占インタビュー記事。
この時に制作発表された
OVA3巻は来月2月、ついに発売となります!山田さんのアニメ制作環境改善への取り組みなども語られており、最後にはHEROさんからのオリジナルイラストメッセージもいただきました。また、tampen.jp初にしてこれまででは唯一のプレゼント企画も行いました。全3回の大ボリューム記事ですので、じっくり読んでみてください!

関連記事:
完全自主制作!『堀宮OVA』のものすごい挑戦。その2「発信」
完全自主制作!『堀宮OVA』のものすごい挑戦。その3「先へ」

【1年間で最もよく読まれた記事・次点】
続いて多かったのが、
国宝って可愛い!井上涼『びじゅチューン!』の新作が今夜からオンエア【スペシャルメッセージあり!】
新海岳人×井上涼の大人向けアニメ『氷結®おとな名作劇場 ヒョー劇!』
という人気アーティスト井上涼さんに関する記事。ちなみに、上記記事でご紹介したKIRINのスペシャルサイト「氷結®おとな名作劇場 ヒョー劇!」は今月5日24時に残念ながら公開期間終了してしまいました。

そして、こちらも人気のぬQさんインタビュー記事。
ぬQ「私の2014年の一本はこれ」 - チャットモンチー「こころとあたま」MV制作インタビュー
今年完成予定の新作を制作しているとおもいきや、突然の新作MV発表で驚きましたね!実は、ぬQさんのコラム第一回 ぬQのHP 出張版 1年間で最も読まれたコラムページでもあります。

人気コラムといえば、植草航さんの「きょうのだんご」
2015年元旦の記事をヒツジのオリジナルイラストで飾ってくれました!

植草さんのインタビュー記事もよく読まれており、なかでもボカロPとして人気のミュージシャンsasakure.UKさんの楽曲MV制作インタビューが最もアクセスされています。
植草航×Ta-kの”無重力MV”制作インタビュー!sasakure.UK『アンチグラビティーズ feat.GUMI』
植草さんとTa-kさんによるメイキングのお話や画像、そして最後にはsasakure.UKさんからのメッセージもありますので、まだ読んでない方は是非チェックしてみてくださいね。

【その他アクセス数の多い記事】
【追記】『ダム・キーパー』って知ってる? ピクサー日本人社員によるオリジナルアニメ!
植草航のダークでスウィートな新作MV公開!カラスは真っ白『fake!fake!』
揺らぐ秩序と崩壊・・・キューライス監督『失われた朝食』制作インタビュー
な、何だこの不可解なMV・・・だってAC部だもん、『そりゃそうよ』!
ランティス×GRANRODEO×新海岳人の新作アニメ『ぐらP&ろで夫』オンエア開始!


【人気シリーズ"映画祭体験レポート"】
最も読まれた記事の上位にも食い込んだ冠木佐和子のザグレブ国際アニメーション映画祭2014体験レポート!ですが、この、作家による海外の映画祭体験レポートシリーズがご好評いただいています。写真が多いため臨場感があり、実際に参加した気分に浸ることができます。
映画祭にそこまで興味がなくても、世界各地からのレポートは海外旅行記事としても楽しむことができ、また、映画祭に行ってみたい!という人にはとても参考になるようです。

水尻自子の第64回ベルリン国際映画祭体験レポート!
中内友紀恵の第12回FANTOCHE国際アニメーション映画祭体験レポート!
久保雄太郎のオタワ国際アニメーション映画祭2014体験レポート!
村本咲の第21回クロク国際アニメーション映画祭体験レポート!
久保亜美香のINTERFILMベルリン国際短編映画祭2014体験レポート!


国内の映画祭にも注目!】
映画祭には参加してみたいけど、海外に行くのはハードルが高い・・・という人は、是非国内の映画祭に参加してみてください!日本でも、海外からの来場者も多い国際的な映画祭が開催されています。
若井麻奈美の新千歳空港国際アニメーション映画祭2014体験レポート!
グランプリ決定!広島国際アニメーションフェスティバル、大会結果と期間中の様子をレポート!


"映画祭レポート"は参加した作家目線で語られるのでそれぞれの個性と臨場感が面白い

tampen.jp×MotionGalleryの短編アニメーション映画製作プ­ロジェクト
皆様のご協力のお陰で
今月無事に目標金額を達成し幕を閉じた大川原亮監督『ディス イズ マイ ハウス』のクラウドファンディング。日本最大級のクラウドファンディングサイトMotionGalleryと提携して行われたtampen.jp短編アニメーション映画製作プロジェクト第一弾です。

これは作り続けることが難しい自主制作アニメーション映画を、tampen.jpで宣伝しMotionGalleryで資金を集めるという新しい方法で製作することへの取り組みです。これまでもクラウドファンディングを活用する作家はいましたが、みんなバラバラにやっていたため、ノウハウや支援者が分散していました。それを積み重ねる仕組みにすることで仲間を増やし、もっと気軽にクラウドファンディングを利用できるよう促したい、という想いもあります。

tampen.jpではこの仕組みを利用してクラウドファンディングをやってみたい!という制作者の方を随時募集中です。映画制作の他にも、短編アニメーション作品にまつわるグッズを作りたい、イベントを開催したい、など、ご相談だけでも構いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください!

そして、クラウドファンディングは終了しましたが、『ディス イズ マイ ハウス』制作は3月末の完成を目指し、今が佳境です。制作から完成の様子、完成後どのように世界中の映画祭へと送られ公開されていくのか、これからもリアルタイムにお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!

tampen.jp×MotionGalleryが贈る短編アニメーション映画製作プ­ロジェクト第一弾!大川原亮監督『ディス イズ マイ ハウス』

ハイレゾ音楽配信と音楽記事サイトOTOTOY
常に人気の「MV(ミュージックビデオ)を扱った記事」ですが、
OTOTOYと連動記事になる場合もあります。tampen.jpでは映像制作者サイドから、OTOTOYでは音楽制作者サイドから、という異なる視点でお届けします。

tampen.jp記事:
マッチ箱から溢れ出すストーリー・・・ササノマリイ『戯言スピーカー』MV牧野惇監督インタビュー

OTOTOY記事:
ササノマリイ、新曲をササノマリイ&ねこぼーろverで公開
ササノマリイ、「シノニムとヒポクリト」MV、「戯言スピーカー」の英語、中国語verを公開


MVに関する記事はタグ「MV」まとめて検索できます!

制作者にとっても、映像ファン・音楽ファン両方向への宣伝となるチャンス!新作情報、お待ちしています。

tampen.jpでは、一部または全編にアニメーション表現が使用されている30分以内の映像作品の情報を取り扱っています。自主作品の他にも、上記のようなMV、プロモーションビデオ、イベント映像など、商業作品も扱っています(規定)ので、情報がありましたらお気軽にお知らせください。
プレスリリース送付はコチラから!


【EVENTSページをご活用ください!】
tampen.jpにはだんだん見やすく改良されてきたイベントカレンダーページがあります。短編アニメーションにまつわる上映や展示などのイベントスケジュールが記載されています。こちらの情報も随時募集中です!大小に関わらず、日本中の短編アニメーションに関するあらゆるスケジュールが記載されているニッチに便利なカレンダーを目指しています。「プレスリリースを送るほどではない・・・」という方は、是非twitterのtampen.jp公式アカウントにリプライでお知らせください!


【まとめ】
tampen.jpは、現代の膨大な情報に埋もれてしまいがちな「短編アニメーション」に関する情報のひとつひとつがきちんと人々の目に留まる場所を作りたいと考え、開設されたサイトです。回転数を増やし収入を得ることではなく、アニメーションという文化・芸術への貢献と発展を目的としているため、開設当初から現在もなお、多くの方々の善意や熱意に支えられて成り立っています。まだまだ発展途上の部分も多くありますが、誠意をもってお届けして参りますので、今後ともどうぞtampen.jpを宜しくお願いいたします。


【オススメ記事】
大川原亮のアメリカ視察記"KAKEHASHI Project -The Bridge for Tomorrow-"
アメリカを飛び回り、ブルースカイ、ピクサー、ILMなど名だたる制作スタジオを訪問した写真満載の楽しい視察記。最近世界中で人気の『Bee & Puppycat』、知っていますか?

ついに新作『幕』が公開!水尻自子監督インタビュー
昨年に引き続き今年のベルリン国際映画祭にも連続ノミネートした水尻自子の動画インタビュー。本人の口から語られる新作やアニメーション制作への想いとは?